@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034228, author = {小向, 慎太郎 and 大橋, 泰博 and 加藤, 崇 and 大矢, 洋}, issue = {1}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Jan}, note = {S状結腸憩室炎による結腸膀胱瘻の3例を提示する.全例とも気尿と糞尿が主訴であった.1例に腹膜刺激症状を伴っていた.確定診断は全例とも造影CT所見と膀胱鏡所見にて行われた.手術は1例にのみ3期に分けた手術が行われたが,他の2例には1期的手術が行われた.1例では腹膜刺激症状があり炎症反応も高度であったため緊急にて人工肛門造設術のみをまず行った.本人の仕事の都合上,短期の入院しかできないため3期に分けた手術を行った.一方,他の2例では臨床症状と血液生化学所見にて炎症所見が比較的軽度であったため待機的に1期的手術を行った.うち1例は開腹下のS状結腸切除術を行い,もう1例では腹腔鏡補助下にS状結腸切除術を行った.3期手術例では瘻孔周囲の炎症が高度だったために膀胱合併切除を余儀なくされたが,他の2例では瘻孔切除のみで膀胱を温存することができた.憩室炎によるS状結腸膀胱瘻ではまず適切な診断を行ったうえで全身状態も十分考慮して適切な手術時期と術式を決めることにより比較的良好な経過が得られると考えられた.}, pages = {29--33}, title = {S状結腸憩室炎による結腸膀胱痩の3例}, volume = {134}, year = {2020} }