@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034214, author = {小林, 隆 and 三浦, 宏平 and 坂田, 純 and 若井, 俊文 and 齋藤, 和英 and 田崎, 正行 and 冨田, 善彦 and 田邉, 真弓 and 伊藤, 友美 and 亀倉, 友宏}, issue = {11-12}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {終末期医療の中で臓器提供はその一部に過ぎないが,最近は臓器提供そのものがグリーフケアの一環として考えられ,位置づけられつつある.移植外科医は脳死下臓器摘出からドナーの終末期医療に直接関与し,ドナーの尊い意志,それを尊重しようとする家族の思いを直接レシピエントに届ける直接的な役割を担っている.移植を成功させ臓器の生着を得ることがレシピエント救命のための最大の目的であるが,ドナー家族にとっても移植の成否は重要である.後日送られるレシピエント本人からのサンクスレターを通して,臓器提供への感謝や,移植の成功がドナー家族に直接伝達されることのグリーフケアとしての意義は大きい.脳死下臓器摘出とその後の搬送,レシピエント手術のそれぞれの過程において,現場での細かい注意点や遵守すべきルールがある.移植外科医は医学的な判断のみならず,礼位の保持をはじめ,その場に応じた適切な対応と果たすべき役割を認識して行動する必要がある.}, pages = {370--374}, title = {4 外科医の立場から (シンポジウム 臓器提供と移植医療 : 終末期医療とグリーフケアから考える, 第740回新潟医学会)}, volume = {133}, year = {2019} }