@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034070, author = {眞田, 菜緒 and 木村, 慎二 and 張替, 徹 and 山崎, 遼 and 居城, 甫 and 山田, 奨平 and 大西, 康史 and 遠藤, 直人}, issue = {7-8}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {【症例】43歳の男性.【現病歴】2009年4月左頬部の知覚鈍麻で発症し,他院での経過観察中に巨大脳病変によるけいれん発作,麻痺を生じた.生検にて中枢神経原性悪性リンパ腫と診断されたため治療目的に当院紹介入院し,脳腫瘍による重度の左片麻痺,左半側空間無視,注意障害等の高次脳機能障害に対し,2011年6月にリハ科を初診した.【経過】化学療法により麻痺及びADLの改善がみられたものの,軽度の左片麻痺,注意障害を中心とした高次脳機能障害は残存したため,紹介元病院でリハビリテーション(以下リハ)を継続した後自宅退院となった.しかし,退院3日後に自宅で転倒し,左大腿骨頚部骨折を受傷し,骨接合術を施行され,さらなるリハ診療を余儀なくされた.【考察】本症例のように,骨折が片麻痺側に多い原因として,麻痺側の筋力・反応(姿勢反射)が低下すること,視空間の認知障害にてバランスを崩し麻痺側に倒れやすいこと,転倒時の防御能力の低下や麻痺側の骨量減少による骨強度低下等が考えられる.身体機能面に対するリハだけでなく,生活環境に応じた動作指導,身体・高次脳機能を考慮した環境設定を行い,社会福祉資源を活用し,介護力を補うことが重要である.}, pages = {305--309}, title = {脳腫瘍による左片麻痺に同側の大腿骨頚部骨折を併発した1例}, volume = {133}, year = {2019} }