@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034068, author = {木島, 靖文}, issue = {7-8}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {骨粗鬆症は骨折のリスク因子であり,生活の質の低下に直結する疾患である.ヒトゲノムワイド関連解析により,membrane palmitoylated protein 7(MPP7)遺伝子が骨密度に関与することが示された. その際,MPP7の発現低下が骨密度の低下と相関した.申請者らは,Mpp7遺伝子の欠損マウスを樹立し,生体内におけるMPP7の機能を解析した.MPP7欠損マウスは野生型マウスと同頻度で生まれた.雌のMPP7欠損マウスは野生型マウスよりも低い体重を示した. この体重の差は,雄のマウスでは観察されなかった. 体重を除いては,Mpp7-KOマウスに特異的な異常は同定できなかった.ヒト細胞株を用いて,MPP7の蛋白の発現を調べたところ,MPP7は複数の骨肉腫由来の細胞株に発現していることが示された.以上の結果は,MPP7が生体内において体重の制御に関与すること,および樹立したMPP7欠損マウスがMPP7による骨密度の制御機構を解析する上で,有用なモデル動物になることを示した.}, pages = {283--291}, title = {ノックアウトマウスを用いた骨粗鬆症関連遺伝子MPP7の生体内機能の解析}, volume = {133}, year = {2019} }