@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034067, author = {斉木, 臣二}, issue = {7-8}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {神経変性疾患は「不可逆的かつ進行性の神経細胞数の減少により,様々な機能喪失を生じた結果,日常生活に支障を呈する程度の症状を呈する疾患」と定義される.神経細胞における定常的オートファジーの直要性がKomatsu,Mizushimaらのグループにより報告され,また変異型huntingtin(ハンチントン病)やα-synuclein(パーキンソン病)などの疾患責任遺伝子産物がオートファジーの基質となることが示されることにより,神経変性疾患の発症メカニズムとの関連が明らかにされた.またオートファジーに直結する分子の遺伝子変異により発症するSENDA(static encephalopathy of childhood with neurodegeneration in adult)の存在が報告され,その重要性が再認識されるに至っている.現在,このオートファジー機構を調整することによる治療薬の開発が癌や本疾患群に対して試みられている.本シンポジウムではこれらオートファジーとの関連が明らかになっている神経変性疾患についてまとめ,現時点で最も研究が進んでいるパーキンソン病とオートファジーの関連について示す.}, pages = {279--281}, title = {3 オートファジーと神経変性疾患 : パーキンソン病を中心に (シンポジウム オートファジーと臨床疾患,第735回新潟医学会)}, volume = {133}, year = {2019} }