@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034062, author = {阿部, 理一郎}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {重症型の薬疹であるStevens-Johnson症候群(SJS)/中毒性表皮壊死症(toxic epidermal necrolysis: TEN)は,主に薬剤が原因で,発熱,広範囲の紅斑,びらん・水疱,粘膜症状を伴う重篤な疾患である.SJS/TENの基本的な病態は,表皮細胞と粘膜上皮細胞の細胞死による,表皮や粘膜上皮の壊死性変化であるSJS/TENの発症機序は不明なことが多いが,最近の研究から次第にそのメカニズムが明らかになりつつある.これまで本症の疾患関連遺伝子としてHLAが知られていたが,その他に薬剤代謝酵素の遺伝子多型との相関も明らかになった.さらに本症特有の表細胞死の機序に新規細胞死メカニズム(ネクロプトーシス)が関わることも明らかになった.加えて細菌に対するアレルギー反応により生じる皮疹の発症機序についての我々の成果もご報告する.}, pages = {236--240}, title = {5 薬疹における最近の知見 (シンポジウム 皮膚科疾患の診断治療のトピックス,第732回新潟医学会)}, volume = {133}, year = {2019} }