@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034058, author = {濱, 菜摘}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {膠原病においては経過中に多くの皮疹が出現するため,その診断や治療に果たす皮膚科医の役割は大きい.本邦では近年皮膚エリテマトーデスおよび全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus ; SLE)に対するヒドロキシクロロキン(hydroxychloroquine ; HCQ)と,全身性強皮症(systemic sclerosis ; SSc)の手指潰瘍の抑制に対するボセンタンが適応となり,治療に大きな進歩がみられている.HCQは皮膚エリテマトーデス,特に円板状エリテマトーデスに対し有効性を示す報告が多いが,副作用として最も注意すべきものは網膜症であり,眼科との連携が大変重要となる.SScの末梢循環障害による難治性手指潰瘍に対してはボセンタンが発症抑制において有効であるが,肝障害や併用禁忌薬剤に十分注意が必要である.これらの薬剤の使用に関する注意点とその有効性について解説する.}, pages = {221--225}, title = {1 膠原病の皮膚病変における最近の治療 (シンポジウム 皮膚科疾患の診断治療のトピックス,第732回新潟医学会)}, volume = {133}, year = {2019} }