@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00034057, author = {居城, 甫 and 野本, 規絵 and 木村, 慎二 and 張替, 徹 and 大西, 康史 and 眞田, 菜緒 and 山崎, 遼 and 村上, 玲子 and 遠藤, 直人}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {【症例】10歳,男児,診断は右上位型分娩麻痺.右肩甲難産のため吸引分娩で出生し,右肩が上がらないことに母が気づき,当院リハビリテーション(以下リハ)科に生後6週時に初診した.初診時所見の外観は右肩関節内旋,肘関節伸展,前腕回内,手関節掌屈しており,waiter's tip positionを呈していた.肩関節外転および指関節屈曲はわずかに自動運動が可能であったが,肘関節屈曲と手関節背屈の自動運動は不可であった.初期は自宅での家人による右肩,肘,手,指関節の関節可動域(以下ROM)訓練及び手関節背屈装具の着用を開始した.3歳からは他院の理学療法(以下PT)もしくは作業療法(以下OT)として,右肩,肘,手関節の週一回のROM訓練を行い,6歳より日常生活動作(以下ADL)訓練を追加,右肩の内転拘縮を予防しながら右上肢の活動を増やすように指導した.現時点では肩関節,肘関節の自動屈曲は130°であり,ADLは全自立している.【結語】本例は上位型分娩麻痺であり,生後6ヵ月で右肘関節屈曲の自動運動が認められ,保存的にリハを継続し,経過は比較的良好である.今後,成長によりADL障害が生じる可能性もあるため,自主トレおよびリハ療法士,両親によるリハの継続が重要である.}, pages = {215--219}, title = {長期のリハビリテーション継続で機能改善している分娩麻痺の1例}, volume = {133}, year = {2019} }