@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00033595, author = {伏木, 忠義 and 前田, 忠彦}, issue = {1}, journal = {新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編, 新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編}, month = {Oct}, note = {近年,「格差」は日本社会において重要な問題のひとつと考えられている.格差に関する国民の認識は格差を議論する上では基礎となるものであるが,国民の認識を知るためには社会調査を利用せざるをえない.一方近年の社会調査では回収率が 5 割を切る場合もあり,得られたデータを単純集計した結果をもとに格差を議論することには危うさもつきまとう.Fushiki & Maeda(2014)では 2010 年に行われた SSP-I2010 調査において調査不能バイアスの調整を試み,回収標本における単純集計では格差に批判的な方向にバイアスが加わった推定値が得られる可能性を示唆する結果が得られている.本論文では,2015 年に実施された第1 回SSP 調査(格差と社会意識全国調査)を扱い,格差に関するものを含む種々の質問項目の回答割合の推定に回収標本の単純集計を用いた場合にどのようなバイアスを持っているのかを解析した.格差に関しては前回調査の解析と同様に単純集計では格差に批判的な方向のバイアスが加わった推定値が得られている可能性が示唆され,Fushiki & Maeda(2014)の結果を裏付ける結果が得られた.}, pages = {1--10}, title = {SSP調査における調査不能者を考慮した推定}, volume = {12}, year = {2019} }