@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00033406, author = {堀井, 新}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {メニエール病患者では,ストレスにより血中バゾプレッシンが上昇し,内リンパ嚢でバゾプレッシンV2受容体が高発現している.その結果,水チャネルAQP2の細胞内取り込みが増加し,内リンパ腔側での水再吸収障害により内リンパ水腫が生じる.このようにメニエール病ではストレスにより内耳器質障害が生じており,本疾患は心身症の一種として取り扱うべきである.慢性めまい患者では約70%で不安症とうつを合併し,めまいの重症度と病悩期間は精神疾患の重症度と比例する.SSRI/SNRIによる薬物治療は精神症状のみならずめまいの自覚症状をも改善させる.以上から,めまい治療においては内耳疾患への治療とストレスや合併する精神疾患への対処を両輪とした治療戦略が重要である.}, pages = {209--213}, title = {1 めまいについて (シンポジウム 耳鼻咽喉科領域における心身相関,第726回新潟医学会)}, volume = {132}, year = {2018} }