@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003319, author = {仙石, 正和}, issue = {1}, journal = {電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界, 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界}, month = {Jan}, note = {集中定数電気回路網において,Tellegenの定理およびその一般化した種々の定理は回路網の性質を考察する上で重要な役割を果たしている.この定理はキルヒホッフの法則の直接の結果として得られるものであり,キルヒホッフの法則の成立する系に対して適用される.一方,キルヒホッフの法則に従っておらずシグナルフローグラフで記述される系に対してTellegenの定理と類似した公式(ディジタルフィルタにおけるTellegenの定理などと呼ばれている)が知られている.本論文は,有向枝の信号はその枝の始点の信号の単なる係数倍でなく始点の信号によって決まると定義した一般化シグナルフローグラフに関して,電気回路のTellegenの定理と同様の手法で,この類似した公式が唯一であるのかという点に注目し一般化を試みている.そして点の信号と枝の信号に対して対称な双線形演算子(プラス定数)を作用させても同形式の公式は成立することを示し(この演算子を一般化シグナルフローグラフの保存量と名づけている),最後にこの保存量の簡単な応用について述べている.}, pages = {62--68}, title = {一般化シグナルフローグラフにおける保存量}, volume = {J65-A}, year = {1982} }