@techreport{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00033185, author = {咲川, 孝}, month = {Jan}, note = {セル生産とは、1990年代半ばあるいは後半頃から、日本の製造業のなかに普及してきた、チーム活動をその特徴とする作業者中心の生産方式である。ケーススタディ研究は、セル生産における人的・組織的側面およびHRM(human resource management:人的資源管理)の側面に関する豊富な情報を提供した。この生産方式を成功させるために、セル生産を実施している工場のマネジャーたちは、(1)作業者の技能レベルを向上させ、(2)作業者間での課業・目標の相互依存を確保し、(3)作業者が継続的改善活動へ参加することを促す、そして(4)彼らを外発的・内発的に動機付けする、HRMの手法(practices)を採用・利用していた。これら一連のHRM手法――私はそれを、「the perfectly-tapping-potentiality HR システム(作業者の潜在能力を完全に引き出すHRシステム)」として呼ぶ――は、QCD(quality:品質、cost:コスト、delivery:納期)等の製造成果(manufacturing performance)指標を改善する可能性があった。日本国内でセル生産を維持していくためにマネジャーたちは、このようなHRシステムを、それに対応した製造戦略、すなわち最新で高付加価値製品の小ロット生産をねらった製造戦略とともに採用する必要があった。}, title = {セル生産における人的資源管理}, year = {2006} }