@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003317, author = {篠田, 庄司 and 仙石, 正和}, issue = {4}, journal = {電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界, 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界}, month = {Apr}, note = {通信網,交通網,社会集団関係等ネットワーク構造を有するシステムをグラフでモデル化した場合,点の中心らしさ(重要性等)を論ずる必要が生ずる場合が多い.そのため,点の中心らしさを表わす種々の表示式が知られている.さらに,これらのいくつかを含む一般式(グラフの中心度関数と呼ばれる.)が提案され,それは枝の付加又は2点一致というグラフの変形に対する関数値変化の傾向の条件として定式化されている.本文では点に重みを有する距離空間上の点の中心らしさを表わす関数(中心度関数と呼ぶ)の公理論的基礎づけを行なう.この中心度関数の公理系は距離空間の2点間を縮小し,一つの縮小距離空間を作ったときの関数値の変化の傾向として定義される.そして,着目している点からの距離で分類された点の重みの和で表わされる形式の中心度関数について,その特徴付けを行ない,任意の距離空間又は任意の点の重みに対してこの関数が中心度関数となるための必要十分条件を求めている.これらの結果は,従来の枝付加又は2点一致によるグラフの中心度関数の理論を特別の場合として含み,さらに枝に長さを有するシステムにも適用可能な統一的な理論となっている.}, pages = {352--359}, title = {距離空間における点の中心らしさを表わす関数の公理論的基礎づけ}, volume = {J66-A}, year = {1983} }