@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003307, author = {田村, 裕 and 斎藤, 聡 and 三神, 潔 and 仙石, 正和 and 山口, 芳雄 and 篠田, 庄司 and 阿部, 武雄}, issue = {8}, journal = {電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界, 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界}, month = {Aug}, note = {ペトリネットは,並列計算機等離散事象システムのモデル化の有力な手段として有名である.同期距離は,ペトリネットにおいて2点間上で定義され,事象間の相互独立性を表す尺度として知られている.本論文では,ペトリネットの重要なサブクラスであるマークグラフにおいて,同期距離のもつ性質について述べる.マークグラフにおける同期距離は,その名のとおり距離公理を満足する概念であることは知られているが,その逆,つまり距離公理を満足すれば,あるマークグラフ上に同期距離として実現できるかどうかは知られていなかった.本論文では,マークグラフ上に同期距離として実現可能であるための必要十分条件を与え,これを用いて,距離公理は満足してもマークグラフ上に実現できない場合があることを示す.このことにより,距離公理を満足するものは,マークグラフ上に実現できるクラスとできないクラスに分かれることになる.実現できるあるクラスは既に知られていたが,本論文では,これ以外に実現できるいくつかのクラスを与える.}, pages = {929--937}, title = {マークグラフにおける同期距離に関する性質について}, volume = {J78-A}, year = {1995} }