@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003289, author = {中静, 真 and 菊池, 久和 and 石井, 郁夫 and 牧野, 秀夫}, issue = {8}, journal = {電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界, 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界}, month = {Aug}, note = {本論文では,ウェーブレット変換による推移量推定法を提案する.推移量とは,ずれが生じている二つの信号の間では位置ずれの距離として定義される.本推定法は,位相の線形性を用いるために,1サンプル周期以下の推移に対しても正確に推移量を推定することができる.また,ウェーブレット関数系が空間上で局在する性質をもつことから,推移量が座標の関数として変化する場合にも適用することができる.本論文では,信号の連続ウェーブレット変換の位相差から推移量を推定する.はじめに,連続ウェーブレット変換の位相を,座標の変化に対して,ウェーブレット関数の中心周波数に比例して変化する要素と,それ以外の要素に分離する.二つの信号のウェーブレット変換の位相差においては,前者の差が推移量を表し,後者の差は推定誤差となる.そこで,推移量推定を行う座標で,推定誤差の分布範囲が最小となるスケールを選択する.また,二つの信号のウェーブレット変換から,位相差を位相としてもつ量,クロススケーログラムを定義している.最後にシミュレーションにより,本論文で提案した推定法の有効性を確認している.}, pages = {1075--1083}, title = {クロススケーログラムによる推移量推定}, volume = {J77-A}, year = {1994} }