@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003285, author = {村松, 正吾 and 貴家, 仁志}, issue = {12}, journal = {電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界, 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界}, month = {Dec}, note = {本論文では,サブバンド画像符号化において応用が期待されている一般化重複直交変換(GenLOT: Generalized Lapped Orthogonal Transforms)の有限長信号に対する効果的な構成を提案する.有限長信号とフィルタとの直線畳込みを行うと,出力信号の点数が増加する.この理由から,サブバンド画像符号化において直線畳込みを行うことは望ましくない.そこで,この問題の解決法として,有限長信号を対称かつ周期的に拡張し,畳込みを行う対称拡張法が提案されている.この方法は,信号境界部分でのひずみが少ない点で循環畳込みよりも優れている.今回提案するGenLOTの構成は,信号拡張による冗長な処理を伴わずに対称拡張法を実現するものであり,高速処理が可能な利点ももつ.また,重複直交変換(LOT: Lapped Orthogonal Transforms)の有限長信号に対する構成の一般化としてみなすことができる.本論文では,更に,提案する構成のM帯域の離散時間ウェーブレット(DTWT: Discrete-Time Wavelet Transforms)への拡張についても議論する.結果として,M帯域DTWTにおいても,有限長信号に対する効果的な構成が得られることを示す.}, pages = {1966--1976}, title = {有限長信号に対するGenLOTの効果的構成とそのM帯域離散時間ウェーブレット変換への適用}, volume = {J79-A}, year = {1996} }