@inproceedings{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00031237, author = {中村, 隆志}, book = {情報文化学会全国大会講演予稿集, 情報文化学会全国大会講演予稿集}, month = {Dec}, note = {従来のケータイのコミュニケーション研究とは異なり、本研究では、ケータイの「しきり」あるいは関与シールド(ゴフマン,1974,誠信書房)の機能に注目する。「ケータイを使用している」という自己演出を通して、ケータイが気まずさやトラブルを回避するために使用されている実態を解明する。筆者の先行研究において大学生にアンケート調査を行った結果、ケータイ使用者は状況に応じてケータイを関与シールドとして使用していることが示唆された。本研究では、さらに公共空間以外を含めたケータイ使用についてアンケート調査を行った。その結果、目の前に居る人との関係を調整するために使用されていることが示唆された。このことは、ケータイという情報通信機器が、遠隔通信を行う本来の機能の他に、目前の他者に対して、「ケータイを使用する私」という自己演出に自覚的に使用されていることを示すものである。}, pages = {32--35}, publisher = {情報文化学会}, title = {ケータイによる「しきり」のメディア論}, volume = {14}, year = {2006} }