@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027772, author = {倉元, 隆之 and 河島, 克久 and 伊豫部, 勉 and 松元, 高峰 and 鈴木, 啓助 and 佐々木, 明彦}, journal = {新潟大学災害・復興科学研究所年報, 新潟大学災害・復興科学研究所年報}, month = {Dec}, note = {山岳地域では,気象観測点がほとんど存在しないため,積雪観測データの空白域となっている.しかし,日本海沿岸から中部山岳は多雪地域であるため,積雪を介する災害のメカニズム解明や減災のためにも積雪水量を把握する事が重要である.本研究では,日本海沿岸から中部山岳において,降雪直後に積雪観測を実施し,雪氷化学的手法を用いた積雪水量の算出を試みた.積雪中の化学成分の鉛直プロファイルには,観測地点ごとに濃度の違いは見られるが,似通ったピーク形状を示していた.低気圧による降雪時には冬型の気圧配置時よりも北西の季節風が弱く,海塩起源の成分が運ばれないため,海塩起源の成分が低く推移していると考えられる.この特性を利用して南岸低気圧による降水の積雪水量と冬型の気圧配置による降水の積雪水量を算出した.各観測地点の積雪水量がどれだけの面積を代表するかは検討する必要はあるが,平野部から山間地の積雪水量を算出することができた.}, pages = {146--148}, title = {日本海沿岸から中部山岳の多雪地域における積雪水量の算出}, volume = {3}, year = {2014} }