@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027723, author = {藤田, 益子}, journal = {新潟大学国際センター紀要, 新潟大学国際センター紀要}, month = {Mar}, note = {中国語の"把"構文は、「高い他動性を有する構文であり、受動成分には高い定性が求められる」と定義付けられている。しかし、実際には、このような"把"構文において、"把"の後ろにくる目的語が不定標識の"个"を伴う場合がある。この点については、この杉村(1999)を含めて現代語を中心に既にいくつかの研究がある。ただ、現代語での用法は極めて限られた範囲のものに留まっており、その特異性に対する、歴史的分析は行なわれていない。一方、白話小説の中でも、『児女英雄博』には突出した用例数があり、現代語では既に見られない用法なども確認された。本稿は、これらの用例から、この"把"構文の目的語の前にくる不定標識の"个"の機能について、文法的機能、語義的機能、語義表現、更に目的語の性質の面で分析を進め、更に認知言語学的な見地を応用して、本質的な意味を考察したものである。}, pages = {95--117}, title = {関于在≪儿女英雄傳≫中出現的"把"字句 : "把"的賓語帯量詞"个"}, volume = {2}, year = {2006} }