@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027646, author = {市川, 節子}, issue = {2}, journal = {新潟大学高等教育研究, 新潟大学高等教育研究}, month = {Jan}, note = {履修する学生数が25名を超える英語クラスにおいては、一人一人の学生が埋没しがちである。こうした多人数クラスにおいても、「身体に根ざしつつ身体を超える」という言葉本来の性質を踏まえた授業を展開し、受講生全員の英語運用能力を、身体表現と連続する自然な形で涵養し、かつ大学生にふさわしい考察力を養成するため、 1.多人数が、同時に、学期を通して継続できる作業をする、2.この作業は、自律的、個別的である、の2条件を満たす教材として、優れた作家のドラマ作品(ストレート・ドラマ)が、非常に効果的であると考え、これを採用、授業を実施した。筆者は、すでに幾つかの大学やサークルにおいて(学習者数10~30程度)、ドラマをテキストとした英語教育を展開して効果をあげてきているが、ここでは、新潟大学における2010年第一学期の試みを報告する。20世紀アメリカの劇作家、テネシー・ウィリアムズの作品 The Glass Menagerie をテキストとし、学生がドラマの役割をみずから追体験するプロセスを通して、これまでの語学教育ではおろそかにされがちであった、英語表現を、リアリティを確認しつつ理解し、発する英語に感情を込め、英語によって状況を分析するトレーニングを試み、かなりの成果を上げた。}, pages = {9--14}, title = {ドラマを教材とした、大学での英語教育}, volume = {1}, year = {2014} }