@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027288, author = {伊藤, 隆康}, journal = {新潟大学経済論集, 新潟大学経済論集}, month = {Mar}, note = {金融グローバリゼーションの流れを背景に,諸外国だけでなく日本においても金融機関は規模と業務の拡大を視野に入れて,金融コングロマリットを目指す動きが増えてきた。日本の金融コングロマリット化の特徴として,(1)証券会社によるコングロマリット化も進んでいるが,銀行グループの金融コングロマリット化が突出している。(2)保険を絡めた金融コングロマリット化の例は,事業法人が持株会社を設立した場合以外,存在しない。(3)地域金融機関を絡めた金融コングロマリット化の動きが進んでいない-の3点があげられる。金融コングロマリット化のメリットに関しては,シナジー効果,コスト削減,顧客流出の防止,企業体としての成長性の確保,イノベーション,リスクの遮断性などがあげられているが,こうした効果がこれまでは十分に検証されてはいない。特に,日本においては金融コングロマリット化の動きは緒についたばかりであり,評価を下すのは時期尚早である。}, pages = {99--122}, title = {日米欧における金融コングロマリット (小澤健二教授・高津斌彰教授・西澤輝泰教授・林英機教授・平木俊一教授退職記念号)}, volume = {82}, year = {2007} }