@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027277, author = {濱田, 弘潤}, journal = {新潟大学経済論集, 新潟大学経済論集}, month = {Sep}, note = {本論文では,独占企業の生産量決定と私的・社会的限界費用の乖離との関係に関して,部分均衡分析を用いた余剰分析を行う.完全競争市場と異なり独占市場では,過小供給と高価格が発生し,社会的余剰が減少することは,よく知られた事実である.一方,企業の私的限界費用が,外部不経済を考慮した社会的限界費用と乖離する時,過大供給が発生し,社会的余剰が減少することも,よく知られた事実である.本論文は,独占の下で,私的限界費用と社会的限界費用とが乖離している状態を考察し,社会的余剰がファーストベストの経済状態と比較してどう変化するのかについて,部分均衡分析の簡単なモデルを用いて余剰分析を行う.社会的余剰の大きさを比較することで,完全競争市場の前提が成立しないセカンドベストの状況において,市場の失敗を回避し,社会的余剰を大きくするために,どのような政策が望ましいのかについて,余剰分析のグラフを用いて理論的提言を行う.}, pages = {1--23}, title = {独占市場の余剰分析 : 私的・社会的限界費用の乖離に関する一考察}, volume = {83}, year = {2007} }