@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027244, author = {濱田, 弘潤}, journal = {新潟大学経済論集, 新潟大学経済論集}, month = {Sep}, note = {本論文では,濱田(2008)に続き,同質的寡占企業の生産量決定と私的・社会的限界費用の乖離との関係に関して,部分均衡の下で余剰分析を行う.濱田(2008)では,市場への参入費用を全く考慮せずに分析を行った.実際には,企業が市場に新規参入するのに,何らかの参入費用が存在する.参入費用の大きさは,企業が市場に参入するかどうかの意思決定に影響を与えると同時に,市場に存在する企業数を内生的に決定し,結果として社会厚生にも影響を及ぼす.本論文では,私的限界費用と社会的限界費用とが乖離する状態において,参入費用が存在する場合に,同質的な寡占企業の市場への参入決定と生産量決定を2段階ゲームで記述する.部分均衡分析の簡単なモデルを用いて,異なるセカンドベストの状況下で,参入費用と外部不経済の大きさが参加企業数や社会的余剰にどのような影響を与えるのかについて明らかにし,異なる状況下の社会的余剰について比較分析を行う.}, pages = {1--42}, title = {同質的寡占市場の余剰分析 : Part II : 参入費用の存在と私的・社会的限界費用の乖離}, volume = {87}, year = {2009} }