@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00027178, author = {中東, 雅樹}, journal = {新潟大学経済論集, 新潟大学経済論集}, month = {Sep}, note = {本論文は、日本における道路資本について、OECDの推計方法に則って1964年度末から2009年度末までの潜在的な資本サービス提供量を表す生産的資本ストックと将来的に利用可能な道路サービス水準を表す純資本ストックを推計したうえで、推計した資本ストックを用いて老朽化度合いを示す指標を作成し、日本の道路資本における維持・更新に対する懸念に対して老朽化度合いの観点から都道府県別に評価している。生産的資本ストックは国道、地方道ともに拡大し続けている一方で、とくに地方道については純資本ストックが減少している道府県が多くなっていることがわかる。また、道路資本の老朽化度合いを測る指標として生産的資本ストックに対する純資本ストックの割合をみると、全国的に同一の低下傾向をたどっており、現在、都道府県間比較で老朽化が進んでいない都道府県であっても、公共投資水準が現在の水準と変わらなければ、一気に老朽化が進む可能性を示している。}, pages = {75--90}, title = {日本の道路資本ストックの現状 : OECDの資本測定方法による道路資本ストック推計}, volume = {93}, year = {2012} }