@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00002690, author = {新田, 勇 and 諸橋, 明 and 大谷, 親}, issue = {2}, journal = {トライボロジスト, トライボロジスト}, month = {Feb}, note = {固体表面間の真実接触面積の分布を薄いPET(Polycthyleneterephthalate)膜を使って測定した.本測定法の概略は次のようである. 0.9μm厚さのPET薄膜を固体接触面に挿入して,加圧する.真実接触点では挿入されたPET薄膜が塑性的に押し潰される.除荷後に, PET薄膜を取り出し金属顕微鏡で観察すると,押し漬された部分は黒く観察されるので,真実接触面積が間接的に測定できる.本実験では,旋削されたアルミ合金(A2017)と光学プリズムとの間の真実接触面積を測定した.光学プリズムを用いたのは,接触面顕微鏡にてPET薄膜法で測定した真実接触面積の分布を検証するためである.接触面顕微鏡には,楕円偏光を用いて測定精度を高めた.二つの測定方法で得られた真実接触面積を比較した結果, PET薄膜法により真実接触面積が測定できる可能性のあることが分かった.今回用いた実験条件の下ではアルミ表面の最大高さあらさが5μmより小さくなると, PET薄膜法では真実接触面積を測定できなかった.}, pages = {128--134}, title = {PET薄膜を用いた真実接触面積の分布の測定}, volume = {44}, year = {1999} }