@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026454, author = {藤林, 紀枝 and 山上, 遥那 and 高橋, 洋子}, issue = {1}, journal = {新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編, 新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編}, month = {Oct}, note = {小・中学校の学習内容である「月の満ち欠け」,「地球から見た月の動き」「月と太陽と地球の位置関係」「月の運動(公転)と見え方」は,小学校理科の学習項目の中で‘教える自信’のない項目であり,また中学生の苦手意識の高い項目である.教育学部理科教育専修の2年次学生を対象としてこれらの項目についての理解度を測り,また授業後の記述式アンケートにより理解を困難にしている要因を明らかにした.授業では,各自に4週間の月の観測をさせ,それを基に月の満ち欠けと地球から見た月の動き,同じ時刻に見える月の形の変化をグループでまとめ,月と太陽と地球の位置関係と月の運動(公転)について考察させた.また,ボールとライトを用いた月の満ち欠け実験と,月齢カレンダーを用いた月の形と月の出・入時刻の規則性の調べを行った.授業前より授業後に理解度は明らかに上昇したが,月と太陽と地球の位置関係を地球外からの視点で説明する過程で,地球の自転による時刻(日本時間)の変化を太陽との位置関係から明確に理解させることが重要なことがわかった.また,月を地球から見た場合の月の形と動きは,視点を地球上に転換して理解させることが重要で,それによって学習内容の理解と教える自信の向上に繋がると考えられる.}, pages = {45--54}, title = {教育学部理科教育専修の授業における「月と太陽と地球の位置関係」の理解}, volume = {10}, year = {2017} }