@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026261, author = {田村, 卓也 and 小泉, 信雄 and 中村, 宗達 and 境, 脩 and 堀井, 欣一 and 池主, 憲}, issue = {1}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Jul}, note = {フッ素洗口法による永久歯に対するう蝕予防効果を,新潟県レベルで明らかにするため,昭和53年7月現在フッ素洗口法を実施していた193小学校から,78小学校を対象として選び,う蝕罹患状況の調査をおこなった。78小学校のDMF者率,DMFT指数は,全国平均のそれに比較して,全ての学年で低く,う蝕罹患状況の改善がうかがわれた。フッ素洗口開始年度と昭和53年度のう蝕罹患状況を比較したところ,う蝕の減少率は,フッ素洗口経験年数が増すほど,大きくなった。フッ素洗口5年間実施群では,洗口開始年度に比較して,全学年平均のDMF者率で31.7%,DMFT指数で45.8%低くなっていた。う蝕罹患状況の両群の差は,保育所,幼稚園で4歳児からフッ素洗口を開始した4年生以下で大きく,5歳児あるいは小学1年より開始した5,6年生と大きな違いがみられた。また全国平均と5年間フッ素洗口群との比較でも,ほぼ同様の結果が得られた。保育所,幼稚園で就学前よりフッ素洗口を実施していた小学1,2年生のう蝕罹患状況は,就学前フッ素洗口未実施群の1,2年生のそれより低く,永久歯う蝕予防のためのフッ素洗口法は,就学前より実施する必要性を認めた。}, pages = {1--9}, title = {新潟県におけるフッ素洗口法によるう蝕予防}, volume = {10}, year = {1980} }