@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026236, author = {日向, 佐恵子 and 佐藤, 定雄 and 細田, 裕康 and 福田, 稔 and 広田, 正樹}, issue = {2}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Dec}, note = {胃潰瘍及び胃癌等で胃切除術を受けた患者には術後多発性ウ蝕が惹起し易いと云われており,本研究は胃切除の口腔環境に及ぼす影響を明らかにする目的でおこなわれた。胃潰瘍及び胃癌等で胃切除予定の患者及び胃切除術を受けた患者計219名を対象にして,唾液pH,唾液緩衝能及びDMF歯数が調べられ,それらの胃切除前後の変化及びそれらの術後の経年的な変動を比較検討した。その結果,唾液pHと唾液緩衝能を胃切除前と後で比較すると,唾液pHにおいては術後規則的な変動を示さなかったが,唾液緩衝能においては術後大部分の患者に低下が認められた。唾液pH及び緩衝能の胃切除後の経年的な推移をみると,唾液pHにおいては胃癌患者の術後1年未満の群にのみ低下が認められた。緩衝能においては胃潰瘍患者,胃癌患者共に1年未満では低下を示したが,術後1年以上経過すると次第に回復の傾向を示した。胃切除後の経過年数別に算出された平均DMF歯数と同じ年代の全国平均DMF歯数とを比較してウ蝕罹患性を検討したところ,胃切除後には胃潰瘍患者においてはウ蝕罹患性が減少し,胃癌患者においてはウ蝕罹患性が増加する傾向がみられた。}, pages = {61--66}, title = {胃切除患者の口腔に対する2,3の検討}, volume = {11}, year = {1981} }