@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026227, author = {唐, 福隆}, issue = {1}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Jun}, note = {Eubacterium saburreumという細菌種は人の歯垢に存在する嫌気性,グラム陽性,分節性の長いレンサ桿菌である。この菌は前世紀の終り頃Millerがその成書にBacillus buccalis maximusと命名して記載して以来,半世紀以上にわたって本態不明のままになっていた細菌種であるが,最近になって漸くその系統的な研究が行われ始めたものである。この菌にはin vitroで歯表面に着生する性質があり,また,人の歯垢の中に群生している細菌種の1つであるが,この菌の示す興味ある性状の1つはこの菌がglucoseを利用して細胞質内に大量のglycogen-amylopectin型の多糖を合成(沃度可染性)するという特徴と,また,もう1つはその細胞壁の表層に自然界では非常に珍らしい,従って人や動物の生体には存在しないheptose(7炭糖)だけで構成されるhomo型あるいはhetero型の多糖質抗原を産生するという特徴である。この特徴ある多糖質抗原について,これまでに5種類の血清型の抗原構造が決定されて来たが,本研究では,この中で特に研究の進んでいるchemotype IIのグループにもう1つの新しい型抗原の存在することを追加し,このchemotype IIに属する型抗原の一般的な構造上の特徴を明らかにすると共に,各型抗原の間にみられる構造上の類縁性を明らかにしたものである。}, pages = {15--28}, title = {Eubacterium Saburreum T21 株の抗原多糖の構造に関する研究}, volume = {12}, year = {1982} }