@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026179, author = {渋谷, 進}, issue = {2}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Dec}, note = {軟口蓋諸筋の経日的な発達過程を組織化学的に検索した報告は見当たらない。そこでウイスター系ラットの軟口蓋諸筋を組織化学的に赤筋,中間型筋,白筋線維に分類し,加齢に伴う各筋線維数の推移を観察した。対象ならびに方法:ウイスター系ラットを生後1日より60日迄5日間隔で区切り,雌雄各5匹合計135匹を対象とした。屠殺後,軟口蓋諸筋および対照として腓腹筋を摘出,凍結し,厚さ8μmの凍結切片を作製して,myosin ATPase染色を行い,軟口蓋諸筋の全筋線維数と赤筋,中間型筋,白筋線維数を計測した。結果:加齢に伴う全筋線維数の推移は,口蓋帆挙筋・口蓋咽頭筋では生後1日から10日迄,口蓋帆張筋では生後1日から5日迄に増加を認め,それ以後の増加は認められなかった。赤筋,中間型筋,白筋線維数の推移は,口蓋帆挙筋・口蓋咽頭筋では赤筋は初期より多く10日で最大を示し,また,中間型筋も初期に多いが25日で最大となり,以後減少する。白筋は初め少なく30日以後に急激な増加を認めた。口蓋帆張筋では全期間を通して赤筋,中間型筋線維が多く,赤筋は減少傾向,中間型筋は増加傾向を示した。また白筋線維はほとんど認められなかった。対照の腓腹筋では赤筋は1日が,中間型筋線維数は5日が最大で以後は減少傾向を示し,白筋は1日が最小で以後20日迄急激な増加傾向を認めた。性差はすべての筋において,その全筋線維数および赤筋,中間型筋,白筋線維数別でも特に認められなかった。}, pages = {29--52}, title = {ラット軟口蓋筋の赤筋線維, 中間型筋線維, 白筋線維の日齢変化に関する研究}, volume = {14}, year = {1984} }