@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026135, author = {鍛冶, 昌孝 and 成, 辰熙 and 水谷, 英守 and 高桑, きよみ and 大橋, 靖}, issue = {1}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Jun}, note = {当科開設以来13年間に当科を受診した歯性感染症患者2,530名のうち,外歯瘻を認めた35名について臨床的観察を行うとともに文献的考察を行った。性別では,男女ほぼ同数であり,10歳代,20歳代の青年層に多かった。主訴では,腫脹, 瘻孔が気になるが多く,疼痛は少数であった。当科受診までの期間は,最短2か月から最長20年に亘り,その間,歯科,外科,皮膚科を受診したものが多かった。原因疾患は,根尖性歯周炎が大半を占め,下顎大臼歯に起因したものが多数を占めた。瘻孔部位は,下顎大臼歯では頬部,下顎前歯では頤部に開口したものが多く,原因歯と瘻孔部位が接近していた症例が大半を占めた。処置は,原病巣部の処置が必須であり,今回の調査では,抜歯が27名と大半を占めたが,歯根端切除,感染根管治療も各2名で行なわれていた。瘻孔部の処置は,10名に行われており,うち4名に,一次的瘻孔閉鎖,6名に二次的瘢痕修正が行われていた。今回の外歯瘻35名のうち,上唇正中部に外歯瘻の発症をみた極めて稀な1症例が含まれていたので,その概要を併せて報告した。}, pages = {7--14}, title = {13年間に経験した外歯瘻患者35名の臨床的観察 : 稀な上唇正中部外歯瘻の1例を含めて}, volume = {17}, year = {1987} }