@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026125, author = {安藤, 雄一 and 宮野, 正美 and 田村, 卓也 and 筒井, 昭仁 and 永瀬, 吉彦 and 堀井, 欣一}, issue = {2}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Dec}, note = {新潟県黒川村は1975年まで無歯科医村であったが,翌1976年6月村立歯科診療所が開設され,同時に小児歯科保健の一環として永久歯う蝕管理を開始した。第一次予防として保育園・小中学校においてフッ化物洗口を,第二次予防として検診時に検出された未処置う蝕の集団治療を行っている。1986年度の小中学生のう蝕有病状況をベースラインデータと比較すると,小中学生全体の減少率はDMF者率で29.8%,DMFT-indexでは65.4%であった。う蝕減少の程度を歯群別にみると最も大きな減少を示したのは前歯部であり,その減少率は中学生全体でDMF者率74.7%, DMFT-index 79.4%であった。D歯・M歯の内訳を調べると,C_3・C_4の重度う蝕および喪失歯は殆どみられなくなり,う蝕は全体的に軽症化した。処置状況も改善され,未処置歯保有者は小中学校全体で65.8%から18.4%まで減少し,処置歯率は小学校では42.9%から84.5%へ, 中学校では66.3%から83.0%へそれぞれ増加した。各年度ごとの小学校のう蝕処置状況をみると,洗口開始3年後には未処置う歯数は当初の5分の1に減少し,その100%近くが年内に治療されるようになった。以後,未処置歯数は漸減し,年間処置歯数はほとんど変化がみられなかった。}, pages = {1--10}, title = {新潟県黒川村におけるフッ化物応用を中心とした小児歯科保健の成果について : 第1報 フッ化物洗口による永久歯う蝕の予防効果について}, volume = {17}, year = {1987} }