@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00025991, author = {周, 静 and 林, 恵美 and 石井, 史郎 and 富沢, 美恵子 and 野田, 忠 and 福島, 祥紘}, issue = {1}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Jun}, note = {小児の顎骨嚢胞においては,含歯性嚢胞の発現頻度が高く,発生部位は下顎第2小臼歯に多くみられている。小児の含歯性嚢胞の成因として成人における智歯や上顎埋伏過剰歯の含歯性嚢胞とは異なり,嚢胞上の乳歯,特に何らかの歯内療法を受けた乳歯の根尖性歯周炎が嚢胞の形成に関与しているのではないかといわれている。今回,我々は下顎部の腫脹のため新潟大学歯学部附属病院小児歯科外来を紹介され来院した11歳10カ月の男児について,臨床経過から下顎第2乳臼歯のFC断髄後の根尖性歯周炎が原因となって,その後継永久歯胚である第2小臼歯に含歯性嚢胞を発生したと考えられる症例を経験した。第2乳臼歯の抜歯と嚢胞の開窓療法を行い経過観察したところ,第2小臼歯は正常位置に萌出し,嚢胞腔は骨によって修復され,予後は良好であった。以上より,乳歯に歯内療法を行った場合には,永久歯への交換まで長期間に渡る定期的な観察が重要である。}, pages = {73--80}, title = {乳歯の歯髄処置後の根尖性歯周炎が原因となったと考えられる下顎第2小臼歯の含歯性囊胞の1例}, volume = {24}, year = {1994} }