@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00025985, author = {宮崎, 孝明 and 森田, 修一 and 花田, 晃治 and 内田, 春生}, issue = {1}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Jun}, note = {矯正治療を行う患者がどのような食生活習慣を有しているのかを検索するために,咀嚼能力,口呼吸の有無,嚥下時における咬筋の緊張状態について調査し,哺乳方法との関連性についても検討した。対象は,みやざき矯正歯科医院を受診した初診患者のうち,16歳未満のもの203名(男77名,女126名;平均年齢9歳9ヵ月)とした。患者の問診表から,哺乳の状態,口呼吸の有無について,さらに触診では,嚥下時での咬筋の緊張状態の有無を調査した。また,咀嚼能力を判定するために,寒天印象材を30回咀嚼させ,5mm×5mmの篩に吐き出させた後, 篩上に残った印象材の有無も調査し,以下の結果を得た。1) 矯正治療患者における哺乳状態の調査結果では,母乳:混合乳:人工乳=46.3% :42.9% :10.8%と人工乳栄養のものが少なかった。2) 矯正患者をその現症別に分類すると,反対咬合症例が81名で一番多く,ついで叢生症例が67名,上顎前突症例が37名,開咬症例が11名,その他7名であった。3) 嚥下時における咬筋の緊張状態を調べた結果では,嚥下時に緊張がみられたものは52.2%であった。現症別にみると,開咬症例では多くのものが咬合せずに嚥下する傾向があること,また反対咬合症例でも半数以上のものが嚥下時に咬合していなかった。4) 咀嚼状態を調べた結果では,印象材が残らなかったものは全体の20.7%と非常に少なく,栄養方法別にみると,人工乳のものだけが著しく少ない値を示した。また,現症別では,開咬症例,反対咬合症例で少なかった。5) 口呼吸に関しては,栄養方法による違いはなかったが,現症別にみると,開咬,上顎前突症例で口呼吸のものが多い傾向を示した。}, pages = {21--26}, title = {矯正患者における哺乳方法と舌癖、咀嚼能力との関連性について}, volume = {24}, year = {1994} }