@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00025974, author = {松田, 拓巳 and 横林, 敏夫 and 清水, 武 and 岡澤, 恵子 and 小林, 豊 and 長澤, 斉}, issue = {2}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Dec}, note = {今回私達は,平成3年1月より平成5年12月までの3年間に,長野赤十字病院口腔外科を受診した術後性上顎嚢胞患者87名,90例につき,臨床統計的検討を加えたところ,以下の結果を得たので報告した。l )患者は男性55名,女性32名であった。2)年齢は最小28歳から最高75歳で,40歳以上が61例,70.1%を占めていた。3)患側は右側のみが43名,左側のみが35名で,両側に認められたものは9名であった。両側に嚢胞を認めたものの中で左右側共に手術行った症例は3名であった。4)自覚症状発現から当科初診までの期間では1ヶ月未満が全体の62.1%であったが,3年以上の長期にわたる症例も2名認められた。5)初回上顎洞炎根治手術の時期は,10歳代が最も多く,全体の56.3%を占めており,全症例の90.8%が30歳未満で手術を受けていた。6)初回手術後,症状が発現するまでの経過年数は20年から39年が多く,70名,80.5%を占めていた。7)初診時の症状は,岩本らの分類(1型:頬部症状型, 2型:眼症状型, 3型:鼻症状型,4型:口腔症状型)によれば, 1型と4型の合併型が58例と最も多く,次いで1型, 3型, 4型の合併型が14例,眼症状を合併していたものは4例のみであった。知覚麻痺は14例に認められた。8) 治療は全身麻酔下に,嚢胞摘出,対孔形成を行った症例が72例,80.0%と最も多かった。}, pages = {43--48}, title = {最近3年間の術後性上顎囊胞の臨床統計的検討}, volume = {24}, year = {1994} }