@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00025796, author = {亀田, 紀夫 and 河野, 正司 and 安藤, 栄吾}, issue = {1}, journal = {新潟歯学会雑誌, 新潟歯学会雑誌}, month = {Jul}, note = {We experienced four cases of asthmatic patients, whose symptoms had taken turn for the better during occlusal treatments. All patients had occlusal interferences and some occlusal supports, so that we had recovered occlusion by crown restorations and dentures followed occlusal equilibration and occlusal sprint therapy. The symptoms of asthmatic patients were valued according to the guideline of NIH, self declaration of patients and clinical records., 咬合が全身状態に関与していると考えられる症例は近年増加の傾向がみられている。そのなかで来院時喘息症状を示している患者4名(女3名、男1名)について、咬合治療を施行すると同時に喘息症状の緩解が明らかに観察できたのでここに報告する。歯科治療は日常臨床的に実施している方法で正しい咬合の確保を行った。治療方法は①咬合調整、② スプリント治療、③ 歯冠修復及び義歯による咬合の回復、④本人への「歯科治療と喘息との関係の可能性」の説明である。喘息の主治医の療法及び本人の生活環境に特に変化がなかったにもかかわらず、4例全てにおいて歯科治療と共に著明な症状の改善及び緩解を示した。尚、症状の判定には術者の判定と共に患者の主観的判定を適用した。これらの症例においては、不正咬合は嘱息の非特異的要因となりうる。また、適切な咬合の回複は非特異的な因子の除去と共にポジティブフィードバックがおこり、交感神経が刺激されカテコールアミンの分泌により症状の緩解を示したと考えられる。この臨床的観察から考えると、適切な咬合はいろいろな全身状態異常、特に自律神経の異常によって引き起こされる症状を緩解することが可能であると推測できる。}, pages = {49--55}, title = {咬合治療と同時に観察された喘息症状の改善例}, volume = {30}, year = {2000} }