@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00024868, author = {白井, 良夫 and 渡辺, 英伸 and 鬼島, 宏}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {当教室で経験した早期胆嚢癌32症例, 38病変の肉眼形態の特徴につき検討した.早期胃癌の肉眼分類を適用すると, 早期胆嚢癌38病変中, I型の隆起を病巣内に有する例(躍起型)は26.3%と少なく, 残りの73.7%は全て表面型であった.表面型癌は, IIa型, IIb型あるいは両者が合併する形態を示し, IIc型は存在しなかった. 肉眼的に癌ではその表面に密な聴粒状構造および密な微細乳頭状構造が特徴的であった. 32症例の術前の画像診断率は, 隆起型50%, 表面型0%であった. 表面型の術前診断は困難であるため, 良性疾患に対する胆嚢摘出術の際にも, 外科医が切除胆嚢を肉眼観察し, 胆嚢癌を術中診断することは重要である.切除胆嚢の術中観察に, 10%フォルマリンによる「10分間固定」を応用することにより, 粘膜像が見易くなり胆嚢癌の見落しがかなり少なくなると考えられた.}, pages = {69--79}, title = {1) 早期胆嚢癌の肉眼形態(シンポジウム 胆嚢癌をめぐる諸問題 : 診断・治療, 第402回新潟医学会)}, volume = {100}, year = {2012} }