@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02001292, author = {浅見, 祐香 and Asami, Yuka}, issue = {2}, journal = {新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編}, month = {Feb}, note = {わが国では,近年,再非行・再犯防止に向けた体系的な支援の拡充が課題とされており,海外において多くの知見が蓄積されている認知行動療法に基づくプログラムの展開が進められている。このような支援の効果を高めるためには,risk-need-responsivityの原則に基づいた再非行・再犯リスクのアセスメントを前提とすることが重視されている。再非行・再犯の主要リスクの1つである物質乱用に関しては,民間施設における司法・犯罪分野の課題の取り組みとして,アディクションの問題に関する知見が積み重ねられている。そこで本論考では,アディクションに対するアセスメント方法の研究知見を概観し,効果的な支援手続きの選択に寄与しうるアセスメントを検討した。その結果,社会的望ましさや自覚の乏しさなどの影響によって自己報告式のアセスメントのみでは測定が困難であるアディクションの維持促進要因に対して,本人が内省できない認知過程を測定できる潜在指標や,生理的な反応を測定できる生理指標などを組み合わせることが有用であることが明らかにされた。}, pages = {89--96}, title = {司法・犯罪分野におけるアディクションに対するアセスメント}, volume = {16}, year = {2024} }