@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000706, author = {平井, 基晴 and Hirai, Motoharu and 上原, 拓明 and Uehara, Hiroaki and 亀山, 仁史 and Kameyama, Hitoshi and 岩谷, 昭 and Iwaya, Akira and 山崎, 俊幸 and Yamazaki, Toshiyuki}, issue = {10-12}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {症例は70歳女性.便秘の精査のため下部消化管内視鏡検査を施行し,虫垂開口部に腫瘤を指摘された.生検を行ったが悪性所見を認めず,診断確定目的に腹腔鏡下盲腸部分切除を施行した.術中迅速病理組織診断で悪性所見を認めず,リンパ節郭清は不要と判断し手術を終了した.病理診断で虫垂筋層から漿膜下層にかけて子宮内膜症の像を認めた.術後4日目に経過良好で退院した.虫垂子宮内膜症は比較的稀な疾患であり,中でも本症例のように70歳での診断は稀である.虫垂子宮内膜症はしばしば悪性腫瘍の可能性を考慮してリンパ節郭清を伴う回盲部切除が選択されるなど,診断の困難さから過大侵襲となる例が多い.本症例は術前には虫垂子宮内膜症の診断は困難であったが,良性腫瘍の可能性を考え腹腔鏡下盲腸部分切除にて診断的治療が可能であった.}, pages = {237--242}, title = {70歳で発見された虫垂子宮内膜症に対し腹腔鏡下盲腸部分切除を行った1例}, volume = {135}, year = {2021} }