@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000703, author = {中村, 和利 and Nakamura, Kazutoshi and 北村, 香織 and Kitamura, Kaori and プラトノバ, クセニア and Platonova, Kseniia and 渡邊, 裕美 and Watanabe, Yumi}, issue = {10-12}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {著者らは,村上コホート研究のベースライン調査と5年後フォローアップ調査において,自記式の調査票により,生活習慣,病歴などの情報を得た.この縦断データを利用し,中高年の喫煙,飲酒,運動の習慣の5年間の変化と,禁煙,節酒,運動の習慣の獲得に関わる要因について検討した.対象者は5年後フォローアップ調査に参加した8,487人で,ベースライン調査時の年齢は40から74歳であった.ベースライン調査票の利用項目は,性,年齢,婚姻歴,学歴,職業,現在の健康状態,病歴(がん,心筋梗塞,脳卒中,糖尿病),現在の喫煙の有無,飲酒頻度,余暇での運動の頻度,肥満度(Body mass index)であった.5年後フォローアップ調査票の利用項目は,現在の喫煙の有無,飲酒頻度,余暇での運動の頻度であり,これらの項目をベースライン時と5年後で比較した.また,ベースライン時に喫煙者,毎日の飲酒者,または余暇での運動の習慣のない人(<1回/週)について,5年後にこれらの習慣がよい方向に変化した人,すなわち禁煙,毎日の飲酒中止,週に1回以上の運動開始した人のベースライン時の要因(予測要因)を解析した.ベースラインと5年後の比較では,喫煙と飲酒については全体的に禁煙・節酒の方向に変化する傾向が見られたものの,運動の習慣については明確な変化が見られなかった.好ましくない喫煙,飲酒,運動の習慣を持つ人の生活習慣改善に関わる要因を解析した結果,いずれの習慣も高齢であるほど改普する傾向が見られた.飲酒習慣の変化には体調不良の関与が,運動の習慣の獲得には教育の重要性が示唆されたが,禁煙に関しては加齢以外の関連要因を見いだせなかった.今後の慢性疾患の予防対策にこれらの情報が活用されることを期待する.}, pages = {213--219}, title = {中高年者の5年間の生活習慣の変化 : 村上コホート研究}, volume = {135}, year = {2021} }