@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000440, author = {森本, 悠太 and Morimoto, Yuta and 五十嵐, 修 and Igarashi, Osamu and 梨本, 篤 and Nashimoto, Atsushi and 酒泉, 裕 and Sakaizumi, Yutaka and 杉野, 英明 and Sugino, Hideaki and 加藤, 卓 and Katou, Takashi and 味岡, 洋一 and Ajioka, Yoichi}, issue = {4-6}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {Meckel憩室(以下MD)は卵黄腸管遺残を原因とし,その発生率は約2%と報告されているが,約80%は無症状で経過し,20%が炎症,腸閉塞,下血などを契機に診断され手術適応となる.今回われわれは組織学的に卵黄血管遺残を証明し得たMeckel憩室捻転による腸閉塞の1例を経験したので報告する.症例は30代女性.腹痛を主訴に来院.CTで内側上内膀胱窩ヘルニアを疑われたが,血行障害,腸閉塞をきたしておらず.待機的手術目的に当科入院とした.入院翌日に腹部X線で鏡面形成を認め,腹腔鏡下根治術を行う方針とした.鏡視下に腹腔内を観察すると,少量の血性腹水,拡張腸管と子宮広間膜右側背側に腫大したMDとその項点から小腸間膜腹側に接続する卵黄血管遺残と考えられる捻転した索状物を認めた.MD基部で小腸軸捻転をきたしており,これが腸閉塞の原因と考えられた.索状物を切離し体外にMDを含む腸管を引き出し,同部を部分切除し機能的端々吻合で再建した.術後一時麻痺性腸閉塞を認めたが短期間で軽快し第12病日に退院とした.}, pages = {99--103}, title = {卵黄血管遺残を組織学的に証明し得たMeckel憩室捻転に伴う腸閉塞の1例}, volume = {135}, year = {2021} }