@phdthesis{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000287, author = {坪口, 晋太朗}, month = {2022-04-04, 2022-04-04}, note = {筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis: ALS)は,上位運動ニューロン(upper motor neuron: UMN)および下位運動ニューロン(lower motor neuron: LMN)が侵される神経変性疾患である.病理学的には,運動神経細胞やグリア細胞に,TAR DNA-binding protein 43kDa(TDP-43)陽性の凝集体が認められる.このことから,病態として,異常TDP-43が,局所から伝播し広がっていくとする仮説が提唱されている.本研究では,この仮説を検証するため,特定の脳領域あるいは細胞種にTDP-43陽性凝集体を形成するマウスモデルの開発を目的とした.まず凝集体を作りやすい変異TDP-43を発現するアデノ随伴ウイルスを作製した.これを大脳皮質,脊髄,あるいは骨格筋に発現させ,特定の細胞種や領域に,TDP-43陽性凝集体を高効率に作成し得た.本研究で確立したマウスモデルは,TDP-43陽性凝集体の伝播を明らかとするのに貢献すると期待される., 新大院博(医)第982号}, school = {新潟大学, Niigata University}, title = {TDP-43病態伝播仮説の立証を目的としたウイルスベクターの作成}, year = {} }