@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000176, author = {渡邊, 直純 and Watanabe, Naozumi and 山井, 大介 and Yamai, Daisuke and 堀田, 真之介 and Hotta, Shinnosuke and 井上, 真 and Inoue, Makoto and 林, 達彦 and Hayashi, Tatsuhiko and 五十嵐, 俊彦 and Ikarashi, Toshihiko}, issue = {1-3}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {症例は70歳,男性.検診にて上部消化管内視鏡施行,門歯列より約32cm左壁にO-IIaあり,ルゴールにて不染となる.生検にて低分化扁平上皮癌の診断であった.胸部中部食道癌T1bN0M0 StageIの診断にて胸腔鏡補助下食道切除術,残胃全摘出術,胸骨後経路による大腸置換術を施行した.病理組織診断では粘膜固有層,粘膜下層に病巣の主座があり食道類基底細胞癌と診断された.術後経過は良好にて退院となった.術後4年1ヶ月無再発であったが他病死した.食道類基底扁平上皮癌は比較的稀な疾患である.粘膜下に病巣の主座を置き正常粘膜に覆われていることが多く,術前診断が困難なことが多いと言われている.また,通常の扁平上皮癌と比べ脈管侵襲が高度で予後は不良であると言われている.今回我々は,術前検査では低分化扁平上皮癌と診断され,胸腔鏡下食道切除術を施行し,切除標本の病理組織診断にて食道類基底細胞癌と診断された症例を経験したので報告する.}, pages = {37--41}, title = {胸腔鏡補助下食道切除術を施行した食道類基底細胞癌の1例}, volume = {135}, year = {2021} }