@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000155, author = {井神, 康宏 and Ikami, Yasuhiro and 尾崎, 和幸 and Ozaki, Kazuyuki and 大久保, 健志 and Okubo, Takeshi and 久保田, 直樹 and Kubota. Naoki and 高野, 俊樹 and Takano, Toshiki and 萱森, 裕美 and Kayamori, Hiromi and 保屋野, 真 and Hoyano, Makoto and 栁川, 貴央 and Yanagawa, Takao and 小澤, 拓也 and Ozawa, Takuya and 柏村, 健 and Kashimura, Takeshi and 名村, 理 and Namura, Osamu and 南野, 徹 and Minamino, Tohru}, issue = {8-12}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {症例は83歳,男性X-1年9月,うっ血性心不全の診断でA病院に入院した.精査にて高度大動脈弁狭窄症と冠動脈高度狭窄を認め,外科的手術(大動脈弁置換術+冠動脈バイパス術)の方針となった.X年9月某日,手術目的に当院心臓血管外科に入院したが,肺炎を発症し心不全が増悪したため手術困難となった.人工呼吸器管理に移行しカテコラミン持続静注を要し,入院10日目に心不全加療目的に循環器内科に転科した入院11日目に大動脈内バルーンパンピング(IABP)補助下に経皮的冠動脈形成術(PCI)を施行,ロータブレータ併用の上薬剤溶出性ステントを留置した.抜管やIABP離脱に向け入院16日目に経皮的バルーン大動脈弁形成術を施行し,大動脈弁口面積は0.50cm^2から0.80cm^2に改善した.術後IABPを離脱,その後カテコラミン静注からも離脱した.全身状態の改善後大動脈弁置換術施行を検討することとし,入院82日目にA病院へ転院した.本症例のように外科的大動脈弁置換術が困難な高度大動脈弁狭窄症例に対して経カテーテル大動脈弁留置術が考慮されるが,非実施施設であっても大動脈弁置換術へのブリッジ目的に経皮的バルーン大動脈弁形成術を施行することは可能である.また,それらは時に高度な冠動脈石灰化病変を伴いPCI施行の危険性が大きいが,機械的,薬剤的循環補助を併用することで完遂し得る可能性がある.}, pages = {253--258}, title = {手術待機中に心不全が増悪し経皮的冠動脈形成術及び経皮的バルーン大動脈弁形成術を施行した冠動脈疾患合併重症大動脈弁狭窄症の1例}, volume = {134}, year = {2020} }