@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000136, author = {多田, 哲也 and Tada, Tetsuya and 仲野, 哲矢 and Nakano, Tetsuya and 福田, 進太郎 and Fukuda, Shintaro and 西江, 亮祐 and Nishie, Ryosuke and 蛭川, 浩史 and Hirukawa, Hiroshi}, issue = {4}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {小腸は,経腸的栄養投与欠如によって粘膜が萎縮し,物理的・免疫学的バリア機能が低下するといわれているが,ヒトでの証拠は少ない.我々は,双孔式回腸人工肛門の組織標本を用いて,食物が通過しない小腸粘膜が萎縮しているかどうか,萎縮に要する時間はどのくらいであるかを検討した.対象は,直腸癌に対する手術時に一時的に双孔式回腸人工肛門造設術を施行され,その後人工肛門を含む小腸切除を施行された5例,方法は,切除した回腸の口側と肛門側の組織標本を観察し,それぞれの粘膜の絨毛高を比較するという方法である.比較の結果,人工肛門造設期間が25日であった1例は人工肛門口側と肛門側の絨毛高に差を認めなかったが,130日以上であった4例は有意に肛門側の絨毛が低くなっていた.食物が通過しない小腸粘膜が,形態学的に萎縮すること,萎縮には数か月を要する可能性があることを確認した.}, pages = {143--146}, title = {双孔式回腸人工肛門閉鎖時の切除標本を用いた小腸粘膜萎縮に関する組織学的検討}, volume = {134}, year = {2020} }