@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000124, author = {吉野, 秀昭 and Yoshino, Hideaki and 宮島, 誠 and Miyajima, Makoto and 坂上, 悠太 and Sakaue, Yuta and 福地, 健郎 and Fukuchi, Takeo}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {【目的】眼科健診,人間ドックで緑内障を疑われ魚沼基幹病院眼科外来を受診した患者の緑内障の有無,緑内障の病型,重症度,受診後の動向を調査した.【方法】2015年6月から2019年10月までに魚沼基幹病院眼科を初診した症例のうち,緑内障に関わる病名を付与されたものを電子カルテネットワーク上で検索し,カルテを縦覧した.眼科健診,人間ドックで緑内障を疑われ受診した症例を抽出し,眼科医による問診や細隙灯顕微鏡検査,視力,眼圧測定,眼科学的画像解析,視野検査結果から緑内障の有無,緑内障の病型,重症度,診断後の治療内容,通院継続の有無を調査した.【結果】眼科健診,人間ドックにより緑内障を疑われ初診した症例数は108例(男性51例,女性57例)だった.そのうち緑内障患者は18例,緑内障を疑う眼底所見を呈しながらも視野障害を認めない前視野緑内障と診断されたのは14例,正常範囲内と判断されたのは70例だった.緑内障と診断された症例は緑内障点眼液一剤の処方または厳重な経過観察を開始された.定期的な経過観察を指示された71症例の中で受診が途絶えた症例が12例存在した.【結論】眼科健診で緑内障を疑われて受診した症例の16.7%に緑内障を認め,検出率は既報と同等だった.経過観察を行うと緑内障患者を含めて15.5%が通院中断しており,通院継続率を向上させる取り組みが必要である.}, pages = {91--97}, title = {健診,ドック受診を機会に魚沼基幹病院眼科において緑内障と診断された症例の検討}, volume = {134}, year = {2020} }