@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000080, author = {濱田, 弘潤 and Hamada, Kojun}, journal = {新潟大学経済論集, The Journal of Economics Niigata University}, month = {Sep}, note = {本論文は,AI(人工知能)が経済成長にどのような影響を与えるのかに関する既存の理論研究を概観し,モデル化の課題と起こり得る結論について概説する.またAIがもたらすシンギュラリティについても考察し,どのようなモデルを検討するのかによって起こり得る経済成長の帰結が異なることを説明する.AIが経済成長に大きなインパクトをもたらす可能性は,近年研究者のみならず世間一般でも共通認識が形成されつつある.しかし,経済理論を用いてこのインパクトをどのように説明し評価するのかについては,経済学者の間で必ずしも結論が定まっている訳ではない.本論文では,Aghion, Jones, and Jones (2017) の論文を紹介し,AIが経済成長に与える影響を経済理論ではどう捉えるべきかについて考察することで,AIが経済成長に与える可能性のいくつかを議論する.さらに,AIが近い将来,シンギュラリティ(singularity)に到逹すると予想する研究者も多い.シンギュラリティを経済成長理論ではどのように捉えるのかについて,4つのシナリオを分類し,それぞれの下で生じる未来について要約する.}, pages = {1--20}, title = {AIが経済成長に与える影響 : モデル化とシンギュラリティに関する概説}, volume = {111}, year = {2021} }