@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000062, author = {ステーテン, ヘンリー and Staten, Henry and 小川, 歩人 and Ogawa, Ayuto and 森川, 勇大 and Morikawa, Yudai}, journal = {知のトポス : 世界の視点 : topos}, month = {Mar}, note = {デリダは科学を尊重する〈啓蒙主義的〉伝統を徹底化するが、その徹底化は自然の概念がもはや重要ではなくなるような仕方で〈啓蒙主義的〉伝統を再定義するのだろうか。しかし、自然なしのコペルニクス、ダーウィン、ニーチェ、マルクスの伝統はどこにあるのだろうか。自然主義の倫理-政治的プロジェクトとのつながりを保持する、自然のポスト脱構築的意味がなければならないのではないか。デリダは絶えず自然主義的な言葉で、とりわけ物質性の概念への関与という観点から脱構築を定義しており、この関与は自然主義の倫理-政治的プロジェクトに本質的なものである。この自然主義の倫理-政治的プロジェクトは、ある地点で超自然主義に陥る「弱い」自然主義によって侵食され続けてきた。現代の分析哲学におけるその主要な典型例は、「意識」あるいは「経験」に特別な形而上学的地位を割り当てようとするネーゲル、チャーマーズやその他の人々によってなされた試みである。脱構築のプロジェクトが自然主義の一形態とみられるとき、ダニエル・デネットは、ネーゲルとチャーマーズによって代表される隠れ「精神=心霊主義」(1)の諸形態に抗する潜在的だが重要な味方として現れる。, Henry Staten, Derrida Today, 1 (1) : pp.19‒41.}, pages = {45--103}, title = {デリダ、デネット、自然主義の倫理-政治的プロジェクト}, volume = {16}, year = {2021} }