@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00013670, author = {新垣, 晋}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {臨床に応用されている口腔がんの腫瘍マーカーは治療効果の評価,再発の早期発見など臨床経過を追跡するには有用であっても,がんのスクリーニングにはその意義は少ない.頭頚部扁平上皮がん139症例について腫瘍マーカーのSCC抗原とCEAを測定しT-stage,分化度,リンパ節転移との関連性を検討した.SCC抗原,CEAの陽性率はそれぞれ22%(31/139),27%(38/139)と低く,そのcombination assayの陽性率も43%(60/139)と低い結果であった.T-stage,リンパ節転移との関連性は認められないものの腫瘍の分化度とは関連性を認め低分化型ほど高い陽性率を示した.がんの微小転移,血中のがん細胞が注目されその臨床的意義について報告がされてきている.口腔がん患者の血中抗p53蛋白抗体を測定し腫瘍の大きさ,分化度,リンパ節転移と関連性を認め予後不良因子であることが示されている.また末梢血液中のがん細胞をcytokeratin(CK)19及び20,p53,SCC抗原などをマーカーとして検出して術後補助療法の必要性,遠隔転移の有無,予後について検討している.}, pages = {343--346}, title = {4 口腔がんの腫瘍マーカー(シンポジウム がんの血液診断 : 将来に向けての新しい展開)(第581回新潟医学会)}, volume = {117}, year = {2003} }