@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00013598, author = {荒井, 勝光 and 羽生, 忠正 and 村井, 丈寛}, issue = {9}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Sep}, note = {関節リウマチの手指伸筋腱皮下断裂の危険因子を知る目的で,手術治療を行った断裂例と非断裂例の各々37例,43手関節を比較検討した(cross sectional study).さらにcross sectional studyで求められた危険因子を確認するため,RA発症.早期に登録し,平均15年の経過観察可能な86例172手関節を用いて検討した(longitudinal study),cross sectional study : 断裂は利き手側に多い傾向を認め,断裂腱は,小指,環指に多く,非断裂例と比べ骨破壊の進行が認められた.X線学的な危険因子として,尺骨遠位端の背側脱臼,scallop sign, scaphoid collapse,橈骨・手根骨の癒合が認められ,このうち2つ以上あると有意に断裂していることがわかった.longitudinal study : 仲筋腱断裂は,4手関節に認め,全例利き手であった.cross sectional studyで求められたX線所見上の危険因子は,各々単独では危険因子とは言えなかったが,cross sectional studyと同様に2つ以上あると有意に断裂していた.今回の結果と今までの報告から,手関節の腫脹が6か月以上続き,利き手で,X線所見上尺骨背側脱臼,scallop sign, scaphoid collapse,橈骨・手根骨の癒合のなかで2つ以上の所見がある症例には,伸筋腱断裂における予防的滑膜切除の適応があると考えている.}, pages = {493--497}, title = {3-(2) 関節リウマチの手指伸筋腱皮下断裂に対する手関節予防的滑膜切除術の適応 : Cross sectionalおよびLongitudinal studyによる検討(シンポジウム 関節リウマチの診療 : 最近の進歩)(第584回新潟医学会)}, volume = {117}, year = {2003} }